
スピッツの名曲「ロビンソン」は誰もが知っているでしょう。その「ロビンソン」のタイトルの意味が話題となっているようです。「ロビンソン」が実は怖いという説についても調査しました!
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スピッツとは
・グループ名:スピッツ
・結成日:1987年
・グループメンバー:草野マサムネ、三輪テツヤ、田村明浩、﨑山龍男
・主な活動:ロックバンド
・所属事務所:Grasshopper
・所属レコード事務所:ユニバーサルJ
人気ロックバンド・スピッツが結成されたのは、ボーカルの草野マサムネさんが大学時代のことでした。東京造形大学に進学した草野マサムネさんは、そこでベースの田村明浩さんと出会います。
実はギタリストの三輪テツヤさんと田村明浩さんは小学校時代の同級生でした。そういう縁もあってほどなく三輪テツヤさんも合流します。
三輪テツヤさんは文化服装学院に進学されており、大学ではフォークソング部に所属。ドラムの崎山龍男さんと知り合ったそうです。
そして4人がそろった1987年にスピッツが結成されました。スピッツはこの結成時から30年以上、一度もメンバーの脱退や入れ替えなどがないバンドとしても知られています。
ロビンソンの概要
まずはロビンソンの概要を見ていきましょう。スピッツのロビンソンは1995年にリリースされたスピッツの11枚目のシングルです。
スピッツをこの曲で知った人も多いというぐらい、スピッツにとっては代表曲でもあります。ただ、草野マサムネさんはロビンソンのリリース当時、あまりこの曲の発表に乗り気ではなかったとのこと。
その理由としては、バンドのイメージとは違って「ポップすぎる」というものでした。インディーズ時代のスピッツはビートパンク路線だったということもあり、メジャーデビュー後もロックよりの曲が多かったとのこと。
ただ、ロビンソンがヒットするまでのスピッツはヒット曲に恵まれず、ロビンソンがスピッツの現在に至るまでの路線を決定したといっても良いかもしれません。
ロビンソンって何?

「ロビンソンって何?」と「ロビンソン」を聞いた人の多くは思ったようです。「ロビンソン」という曲のタイトルはあるものの、歌詞には「ロビンソン」という言葉が一言も出てきません。
そのため、ファンたちの間でも「ロビンソンとは」についてさまざまな推測がされていたようです。
実際にロビンソンというタイトルがつけられた経緯について調べてみると、深い意味があってつけたものではないとのことでした。草野マサムネさんによると、ロビンソンはタイにある「ロビンソン百貨店」からつけたのだとか。
草野マサムネさんがタイに旅行したときに印象的だったため、仮タイトルとして「ロビンソン」とつけていたのだそうです。そして、そのまま正式名称になったようでした。
ロビンソンには実は怖い説も?
「ロビンソン」の中にロビンソンという言葉が一言も出てこないということから、「ロビンソン」は何かを暗示しているのではないかという「ロビンソンは実は怖い説」も流れているようです。
ロビンソンの歌詞は不思議な雰囲気を持ったもので、冒頭の「新しい季節は なぜかせつない日々で」の後に「河原の道を 自転車で 走る君を追いかけた」と続きます。
この歌詞が、死んだ彼女の後を追おうとしているのではないか、という深い考察をしている人もいるのだとか。
ロビンソンはポップでどちらかというと癒やし系のイメージの曲ですが、その歌詞にはプラスとマイナスの言葉が両方散りばめられていて、深読みしようと思えばいくらでもできてしまう箇所が他にも何カ所かあります。
草野マサムネさん自身はタイの百貨店の名前と言っていますので、おそらくご本人もこのような深い考察がされているとは考えていないかもしれません。
ロビンソンはCMやドラマでも人気!
怖い説もあるロビンソンですが、スピッツの人気曲の1つであることは間違いありません。ロビンソンはこれまでに162万枚を超えるセールスを記録しています。
また、発売当時には「今田耕司のシブヤ系うらりんご」のエンディング曲、1996年にはドラマ「白線流し」の挿入歌、2001年には「午後の紅茶」のCMソングにも採用されているとのこと。
さらに1999年に放送されたドラマ「君といた未来のために 〜I’ll be back〜」でも、主人公がタイムスリップした際の挿入歌として採用されています。
ロビンソンの意味は怖い説もあるが本当のところはタイの百貨店の名前!
スピッツのロビンソンの意味について紹介してきました。スピッツの名曲・ロビンソンのタイトルを巡っては、怖い説などさまざまな推測がされています。
ただ、作詞・作曲を担当した草野マサムネさんによると「タイに旅行に行ったときに印象的だった百貨店の名前」とのこと。スピッツの面白い曲のタイトルに今後も注目していきましょう!
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